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memory of children

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知らないフリなんて、いつまでも続かない。

カイセシですが、セシロザ。




「セシル、いるかしら?」

「ローザ。僕に何か用?」

「女の子が男の子を誘うなんて一つしかないでしょ?」

ローザは淡い金髪を綺麗に結い上げ、オシャレしていた。


セシルとの付き合いは長い。
だから色々解ってるつもりでいる私。
でも、本当は知らないことだらけ。
小さな頃は女の子同士で遊ぶみたいだったけど、兵学校へ進学してからは交流は無いに等しかった。
セシルはいつだってカインと一緒。
学校に入学したときも、進級したときも、セシルが突然髪を切ったときも。
だから、少し私も寂しかったのよ?
でも、それが男の子と女の子なのかもしれない。
私は一人で白魔道士育成の学園に行くだけ。
友達はたくさんいるけど、セシルとカインと一緒にいるときが一番落ち着くのよ、これってヘンかしら?
セシルは昔に比べてとても綺麗になった。
長かった髪を切っても、美しさは変わらない。

「セシル、最近綺麗になったわね?」

「そんな事無いよ、君の方がもっと綺麗だよ」

「あら、セシルったらお上手ね」

なんて、笑ってもセシルが綺麗になった理由は解ってる。私は知っているの。
でも、口に出して言えないし、聞けるわけもない。
どうして?
セシルはどんどん私の知らないセシルになってゆく。
私の隣で笑ってくれるセシルも、本当の彼じゃない。
本当のセシルは、もっと嬉しそうに、幸せそうに笑うの。
どうして?
…私じゃ駄目なのね、解ってるわ……

「…ローザ、どうかした?大丈夫かい?」

「ええ…大丈夫よ、気にしないで?」


なんてね、少しセシルに気付いて欲しかったなんて、嫌な女よね、私って。

「ねぇセシル、今度はカインも連れて遊びに行かない?」

「いいね、でもカインが行くって言うかなぁ…」

「あら、無理にでも連れ出すわよ?息抜きしなきゃ」

「…それもそうだね」

まぁ、カインの名前が出ただけでそんな笑顔を見せてくれるなんて!
ヤキモチやいちゃうわ、本当に。
でも、セシルがそんな顔するなら何でも許せちゃうのよね。

…私って甘いのかしら?












女の子視点で20のお題
『14.知ってたよ 』
2008.11.10 (c)rlrl.

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