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memory of children

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甘えさせてよマイハニー

DFF全般にしてますが、コスモスメンバー全員出てきますが。
もろウォフリなのでご注意下さい。でもギャグ。
rlrlのDFFでの好きなCPはウォーリア×フリオニールです。今更言っちゃいます!

大丈夫な方は続きを読むからどうぞー。





やっとクリスタルが揃い、打倒カオスを目指してメンバー全員で行動中だった。
最近はイミテーションからの攻撃の頻度は少なくなっており、これもクリスタルの加護なのか、というくらい落ち着いて行動が出来る。
なんとなく朗らかな雰囲気の中、一人だけ殺気漂う人物が一人。

「…なぁ、さっきからすげー居心地悪いっつーか…」

「え?それって寒気?」

「寒気っつーか、悪寒…?」

ジタンがあまり良くない顔色でそうぼそぼそと隣に座っているバッツに話し掛けた。
バッツは感じないのか、「えー、気のせいじゃね?」と言う始末。さすがは無敵の20歳児。
すると、ティーダが「おー!」と一人歓声を上げた。
何だ何だ?と散り散りになっていた仲間達がティーダの周りに集まり始める。

「どしたティーダ?何か珍しいものでも見つけたのか?」

もちろん一番に首を突っ込んできたのはバッツだった。

「すげーッスよ!ティナの抱いてるモーグリのぬいぐるみ!」

と、指摘されてティーダの真向かいで笑顔を零しているティナを見る。
彼女の腕にはしっかりと可愛らしくももふもふとした感触のモーグリのぬいぐるみが抱かれていた。
はて、とここでティーダ以外の全員が思う。
彼女は最初からこんなぬいぐるみを持参していただろうか?
ここにはこんな小物が売っているような店は無いし、第一アクセサリー類やポーションだって偶然見つけるものだというのに、こんな可愛い物が落ちてる訳が無い。

「ティナ、それはどうしたの?」

「あのね、私が最近良く眠れないって相談したらつくってくれたの。可愛いでしょ?」

セシルが優しく問い掛けると、ティナは嬉しそうに笑ってぬいぐるみをもふもふしている。
確かに彼女は何気ない会話の中でもぬいぐるみが好き、という可愛らしい話しを聞いた事はある。

「…いい出来だ」

「すげー、縫い目が目立たないし、めちゃくちゃ綺麗じゃん」

ジタンがティナから拝借したぬいぐるみをスコールも横から見て絶賛する。
スコールがこんな事をいうのはとても珍しい。
「興味ないね」の一点張りのクラウドも、無言でじっとぬいぐるみを見ているくらいだった。
ほい、とティナにぬいぐるみを返すと、丁度その場にいなかった二人が夕飯の準備から戻ってきた。
オニオンナイトとフリオニールだ。

「ちょっと!ティナの周りで何してんのさ!」

オニオンナイト、みんなからは「ティナのナイト」としてすっかり定着してしまったオニオンナイトはティナの周囲に集まるメンバーからティナを守るようにそう言う。
フリオニールも何をしているのかと不思議そうに見ている。
すると、ティナが「あっ」と声を上げてフリオニールに駆け寄ってきた。

「フリオニール、これのおかげで毎日眠れるようになったの。ありがとう」

「そうか!喜んでもらえて安心したよ」

にこ、と切れ長の瞳を微笑みに変えてそういうと、「えっ」とメンバー全員が黙り込んだ。
そうして、数秒経ったのちに「えぇー?!」という大声に変わった。

「こ、これフリオがつくったのか?!マジで?!?!」

「べ、別に大したことはしてないけど…」

「どこが大したこと無い?!店で売れるレベルじゃんか!!ちょ、フリオマジで何でも出来るんだなー!!すっげぇ!!」

「天は二物を与えぬとはいうが…嘘だな」

「二物も三物も与えているな」

「裁縫できて料理できて戦闘できてって…フリオと結婚する女の子は得だなぁ~、これなら好きな子が出来てもイチコロだな!」

イチコロ、なんて死語に近い言葉を使いながらもウィンクする20歳児のバッツに恥ずかしそうに頬を染めるフリオニールを全員が大絶賛する。
するとその後は裁縫の催促が始まった。
マントが実は三日前から破れてて、などというのを筆頭にあれもこれもとフリオニールに言い出すメンバーにどうしたものかと苦笑いを浮かべる。
――その瞬間。
忘れられていた筈の殺気がメンバーの背後から徐々に徐々に近付いてきた。
カオスの襲来を思わせる壮絶な殺気や闇のオーラを漂わせるものが、ジタンとバッツのお騒がせメンバーの頭をガシッ、と掴んだ。
たらり、と冷や汗が頬を伝うジタンと、身体を刺すような殺気に鳥肌が立ったバッツがゆっくりと振り返る。

「「!?!?!?!?」」

何が起こったのか理解する前に全員が固まった。
カオスやカオスの軍勢かと思いきや、そのオーラを発していたのはいつも光眩いほど輝いているウォーリア・オブ・ライトだった。
仮初めの名前にライトという単語が入っているのに、このドス黒いオーラは何なのかと思うくらいに機嫌が悪そうだ。
その光の戦士が鋭い眼光を向ける先は一つしかない。
そうして伸ばした両手が捕らえたのは、話しの的となっていたフリオニールだった。

「………フリオニール」

「え、あ、は、はいっ?!」

フリオニールもこの人を目で射殺すばかりの光の戦士には既に涙目状態。
八種の武器を操る義士もさすがにこの光に戦士には敵わなかった。

「………この長い旅路、クリスタルを手に入れるため己の信念を貫き通し、こうして仲間とも合流し、最終決戦は目と鼻の先……私の言っている意味が理解できるだろうか……?」

「え、えっと…最終決戦前に、ぬいぐるみをつくる暇があったら、更に腕を磨け、ということだろうか…?」

目が泳いでなるべく目を合わせないようにしているフリオニールに、光の戦士は「違うっ!!」と珍しく声を荒げて力強くフリオニールの両腕を掴んでいた。

「………この際、はっきり言わせて貰おう…」

「え…」

「………フリオニール」

「は、はいっ!!」

二度目のやり取りだが、メンバーは固唾を呑んで二人を見守っている。
先ほどのほのぼのとした空気もどこへやら、今ではピリッ、と張り詰めた空気が肌を刺すようだ。

「………もう、我慢ならん」

「へ?」

「今日は君を放さない」

「え?」

「私は決めた。今夜は君を抱いて眠ろう」

「えー!?ふがっ」

何故そうなるんだ?!、という反論も出来ないままウォーリア・オブ・ライトはフリオニールをぎゅーっと抱き締めた。
顔を襟元のマントの押し付けられてしまい、何も言い返すことも出来ず、かぁーっと真っ赤になる顔で、硬直してしまった。
それを見ていた仲間達はもちろんシラけてしまい、「仲がよろしいことで」と二人を見送って夕食の準備を何事も無かったかのように始めた。
二人が恋仲なのは全員知っていたし、そろそろウィーリア・オブ・ライトもギリギリなのではないのかと、一部の者も薄々感じてはいた。

「天幕のアミダくじしようぜー」

「リーダーとフリオは一緒でな。んでティナちゃんもべっこ、と!」

「んじゃ他の奴らは名前書けよー、一発勝負で文句は言いっこナシだぜ!」

アミダくじー、アミダくじー、などと間延びしたテーマソングを歌う相変わらず死語も何も関係ないバッツもそのままにアミダくじは進んでいく。

「俺とティーダと、バッツとスコールと、クラウドとオニオンとセシルな!けってーい!!」

わー、と拍手付きで決まった相方に嫌そうな顔する者ももちろんいるようだが、文句は言いっこなしなのだ。

「スコール嫌そうな顔すんなよなー、俺傷つくじゃんかー」

「寝相が悪いのを直してから天幕に入ってこい…」

既にバッツの寝相の悪さの被害に何度も遭っているスコールは胃潰瘍ギリギリだった。
そして相変わらずべったりなウォーリア・オブ・ライトとフリオニール。
今夜はどうなることやら。
嵐の予感である。(一部のみ)




2009.04.16 (c)rlrl.

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